奥四万十山の暮らし調査団は、「四万十町地名辞典」の編集をおこなうとともに、定期的にテーマを立て「読む辞典」として手に取りやすいよう紙ベースで書籍を発刊していきます。

 発行部数が少ないのでお渡しすることはできませんが、高知県下の公立図書館には納本しますのでお近くの公立図書館で手に取っていただければありがたいです(2018年3月末までには納本する予定です)

 

 今秋(2018年11月)にも公益信託大成建設自然・環境基金平成29年度助成金の支援を受けて第2弾を発表します。

 窪川地域を楠瀬さんが、大正・十和地域を編集子が担当する役割で進めていく予定です。

 

 地名を学ぶ面白さがわかるはず。四万十町内で「この地区を調査したい」と手をあげる方、連絡ください。 

 

■『地域資料叢書17 土佐の地名を歩くー高知県西部地名民俗調査報告書Ⅰ-』

 この報告書は、国土地理協会2016年度研究助成事業をうけて取り組んだ「住民による消えゆく小地名の収集と地域資源調査ー高知県西部の中山間地域を対象にー」の成果品として出版した小冊子です。

 発刊にあたっては、くまもと文学歴史館・館長の服部英雄さんに巻頭の言葉をいただきました。服部さんの著書『地名の歴史学(2000年/角川書店)』・『地名のたのしみー歩き、み、ふれる歴史学ー(2003年/角川ソフィア文庫)』を実践的にとりくんだ報告書がこの冊子で、中心的にまとめた楠瀬慶太さんの恩師(九州大学)でもあります。

 地域に住む研究者と住民がともに地域の歴史を残し伝えていく「地名民俗調査」をどのように進めていくか。地名の学際的な研究にとどまることなく、現地に赴いて「歩き」「聞き」「記録し」「地域資源に気づき」「普及していく」一連の作業。その調査の方法とプロセスを「入門編」「実践編」「地図編」「分析編」「伝承編」に章立てしてまとめたもので、執筆者は、楠瀬慶太・森下嘉晴・武内文治の三人です。

 今回、掲載している地区は「宮内」「半家」「江師」「大正中津川」の4地区です。 

 

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第1章 入門編ー土佐の地名の調べ方ー
20180313土佐の地名を歩く(第1章1-21).pdf
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第2章 実践編ー四万十の地名を歩くー
20180313土佐の地名を歩く(第2章22-66).pdf
PDFファイル 13.0 MB
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第3章 地図編ー四万十の森を歩くー
20180313土佐の地名を歩く(第3章67-73).pdf
PDFファイル 3.2 MB
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第4章 分析編ー土佐の地名を探るー
20180313土佐の地名を歩く(第4章74-109).pdf
PDFファイル 3.6 MB
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第5章 伝承編ー地名を残し伝えるー
20180313土佐の地名を歩く(第5章110-終).pdf
PDFファイル 1.8 MB

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地域資料叢書17「土佐の地名を歩く」ー高知県西部地名民俗調査報告書Ⅰー
20180313土佐の地名を歩く(フルページ).pdf
PDFファイル 25.3 MB

 

はたのおと2018in四万十市

 

 2018年11月17日、西土佐ふれあいホールで「研究発表会はたのおと2018in四万十市」が開催されました。

 2011年(宿毛市)から始まった毎年1回のはた地域を舞台とした研究発表会も2巡目となりました。

 四万十町も旧大正町、旧十和村がふくまれることから、「はた地域」ということで発表の機会を得ることができました。

 今年は、口頭発表7つ、ポスター発表7つ。懇親会とエクスカーションなど盛りだくさんでした。

 

<口頭発表>

 

中田 巌(大月町備長炭生産組合)

 永らえる産業を目指して

武内文治・楠瀬慶太(奥四万十山の暮らし調査団)

 ムラの調査と『四万十町地名辞典』

上村 賢介(上村製材所)

 田舎の小さな製材所の考える四万十の桧のブランド化

山下 慎吾(Sakanayama Lab.)

 はたの養蜂記録:うまくいったりいかなかったり

川村 慎也(四万十市教育委員会)

 地域の小さな博物館ができること

今井 悟(土佐清水市役所ジオパーク推進室)

 竜串海岸の地層に記録された地震と津波

富尾 和方(高知県中南米親善協会)

 高知県人中南米移住110年から見る幡多の地域性とは

 

<ポスター発表>

 

谷岡 仁(NACS-J自然観察指導員)

 幡多地方のヤモリ(海岸部編)

谷地森 秀二(四国自然研)

 高知県四万十川周辺におけるユビナガコウモリの人工洞利用状況

酒井 奈穂(西土佐商工会)

 岩間沈下橋の早期復旧を願って…

宮川 実(フォレストファーマーズ下切)

 限界集落で生業をたてられるか!集落営農林組織フォレストファーマーズ下切の取り組み

松本 純平(四万十高校)

 燃料としての木材

古井戸 樹(黒潮生物研)

 九州・四国南部のソフトコーラル (ウミトサカ亜目)の分子系統解析

上田ふみ・岩本やよい(えこらぼ)

 環境イベント「環境活動見本市 in 黒潮町~幡多のエコ大集合~」の成果発表

 

 

奥四万十山の暮らし調査団の発表(パワポ)を掲載します。

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はたのおと(武内・楠瀬).pptx
Microsoft Power Point プレゼンテーション 3.6 MB