よくある地名の語源 「さ」

さいさい(細々)【河内の旧村名】

 

  

さいのう才能)【旧窪川町の各地】

 県下でも窪川地区に多く分布するホノギ、字の地名。山際の水利に関する田畦の地形地名。

 全国的にも稀な才能姓が家地川にある。          詳しくは→「さいのう」

ざいけ(在家)【】

 

さかしま(坂島)【下津井】

 

さぎのくし(鷺の串)【家地川】

 

さがわ(佐川)【下津井。国有林野】

 

さきやま(崎山)【十川△久保川/標高568.5m】 

 

さこ(迫)【各地】

 

ささひらやま(笹平山)【大道△下津井/標高1034.8m】

 

さだぶん(蹉跎分)【中世の広域地名】

中世の仁井田庄が仁井田庄八郷八番と言われたころの八郷の一つ。宮内村、仕出原村の蹉跎分2か村で神願分、神願番と言われた。金剛福寺の支配下であったため蹉跎山金剛福寺の号をとったもの。蹉跎は、サダは動詞サダル”落ちる”の語幹で”断崖”とか”陸が海に落ちた所=岬の説があり、山中の場合はサ”狭”・タ”所”などの意味があるが、谷川健一氏の「大隅半島の佐多岬、愛媛県の佐田岬などのサタは、先立つとか先導するという意味を持っている。海の向こうからやってくる神を迎える”サダル神”に由来。ミサキは御先で、サタとミサキは同義語」が一番しっくりくる。蹉跎岬は足摺岬の別称。

さで(サデ)【峰ノ上・檜生原・家地川・日野地・影野・弘瀬・市ノ又】

 樹木のない山の急斜面や伐木を落とすため急傾斜地の木を払った部分を静岡や和歌山や四国でこう呼ぶ。和歌山では伐木を落とす作業をサデという(分類山村語彙)。その材の搬出作業の進化形に「スラ(シュラ・修羅)」がある。山の傾斜面を利用して材木を投げ落とすため、路に敷く丸太の装置、その作業をスラという。スラスラという擬態語が地名になったひとつ。もっと発達した山中での運材装置は木馬(キンマ)である。緩やかな勾配の山道に簡便な枕木を敷き、その木馬道に材木を積んだ木組みを人力で引き滑らせる。滑るほどに危険な山仕事である。

 高知県方言辞典ではスラについて、うえの運材装置の説明のほかに、砂の上を船を動かすときに下へ敷く木(香南市)、湿気を防ぐため米俵の下に敷く角材(三原村)もスラと呼ぶとある。

 四万十町内の字名では、サデガスソ(家地川・影野)、サデノスソ(檜生原・弘瀬・市ノ又)、サデガ谷山(峰ノ上)、フタサデ(日野地)がある。また、長宗我部地検帳に記録された中世以来の地名(ホノギ)として、サテノスソウ子(檜生原)、サテノスソ(若井川・家地川・影野) 

さねひろ(実弘)【井﨑地区の集落・組】

 

さんでん(散田)【七里(柳瀬)】

 

さんはく(サンハク)【】