よくある地名の語源 「み」

詳しくは、下記の橙色の地名語彙をクリックすると、ジャンプします。

みこのかわ(みこの川)【金上野】

 

みさきやま(三崎山)【興津△標高218.0m】

 

みしま三島・三嶋)【三島(与津地、昭和・轟)、三島ノ元(宮内)、三島野丸(床鍋)、三嶋神社(宮内)、三島神社(昭和)ほか】

 ミは尊称の接頭語、シマは一般的には海に浮かぶ島で、河道中にある島地も呼ぶことになる。また、若しくはヤクザのなわばりのシマなどの意で一定の管理用域、集落をいう。昭和地区の三島は、「川中島」とも呼ばれる。

 三島神社を各地に勧請したことからの伝播地名としての「三島」もある。大山祇神社(愛媛県大三島)と三嶋大社(静岡県三島市)

みたき(三滝)【七里】

 

みのこし見残・三ノ越・箕ノ越)【勝賀野、数神、飯ノ川、上宮、昭和】 

 竜串の見残が有名。地名的にみると小さな尾根を越える小路のよう(民俗地名語彙辞典下p369・土佐民俗選集Ⅱp2580)

 四万十町内にもミノコシ地名は多く分布する。

みやくび(宮首・ビヤクビ・琵琶首・枇杷首)【大正、弘瀬、浦越、昭和】 

 「ミヤ」は、牛の古称であるビヤの転訛。クビは、焼畑の跡を示すクビタの転訛。つまり、地力が衰えた焼畑の跡地として牛の放牧と耕作を交互に行う「牧畑」をビヤノクビと呼んだ(牛のきた道p155/縄文の地名を探るp57)。

みやぞえ(宮添)【大井川地区の集落・組】 

  大井川地区の班組名称。大井川地区を流れる四万十川第1支川大井川の支流山口川沿いにある集落。大井川の産土神は、昔仁井田神社と云われた。現在は、この仁井田神社(宮添/当村大内西分部落ノ産土神)のほか、河内神社(新開/当村ノ内東分部落ノ産土神)、又口神社(又口/西方鎮祀の神社)、岡神社(竹窪/東方鎮祀の神社)、沖神社(曽利/北方鎮祀の神社)、大本神社(大本/南方鎮祀の神社)、琴平神社(寿徳)、神明宮(松原)、八幡宮(西田林)の八社を合祀して、「大井河神社」に改称し、中串に遷宮した。この仁井田神社沿いの集落が宮添(宮沿いの転訛)である。

 神社明細帳には仁井田神社の由緒に「当村大内西分部落ノ産土神」とある。大井川地区の西方鎮祀の神社。 

(20170719現在)