■この辞典の性格
「地名のバケツ」のような辞典 あらゆる資料を放り込む「進化する辞典」
奥四万十山の暮らし調査団が発行する地域叢書、地名に関する書籍、県内の関係地誌類、町内の出版物
町内の河川や橋梁、道路に山名など公共データを一覧表に。県内の字一覧も
このマップで散策すれば、時空を超えたワンダーランド
川村与惣太が土佐一国を歌紀行した「今」を歩く。近日公開
管理者・蝉噪堂主人の苦悩と学びの発表の場
Web版の更新内容と寄せられた編集人の発表の場
「地名の井戸端会議」のような辞典 双方向で育てあげる「対話する辞典」
「平成の合併」で多くの地名が生まれてまた消えた。
合併の賛成や反対、合併協定項目の調整など「大事」に埋もれた地名の話題
この喉に刺さった骨のような気持ちが地名を学ぶきっかけとなった。
新町名は、四万十を冠し認知度を利用して広く売り込む、それも隣の「中村」より早く。
その命題から四万十町となった。
「田野々」や「四手ノ川」が消え、合併の都合で「中津川」、「北ノ川」に大正が冠せられた。
長宗我部地検帳に記されて以来400年、暮らしに馴染んだ「地名」はこの地から消えた。
博物館が「モノ」にたいし時を引き継ぐ伝世品として大切に扱われているのにくらべ
地名は日用雑貨のようなぞんざいな扱いを受けている。
せめて、地名が語る声をすべてひろいあげ、記録にとどめよう。
せめて、地名についての関心が少しでも高まるようになったら。
このようなおもいで「四万十町地名辞典Web版」を開設しました。
落穂ひろいのようなちょっとづつ進化する辞典です。
また、皆さんから寄せられるご意見がエネルギーとなる辞典です。
平成二十七年 五月蠅
hp編集子:蝉噪堂主人からのあいさつ